忘却

なんというか最近は上手く眠れんことが多くて、眠くなるギリギリまで起きてて、寝落ちするみたいな生活。典型的な休みの生活リズム。まぁ別にどうでもええねんけど。

正直に言うと長期休みの最終日ってめちゃめちゃ嫌いです。なんというか、明日から学校っていう憂鬱とかもあるし、なんか寂しさとか不安感が強い。なんやろなこの気持ち。小学校の時、だいたい宿題終わってなくて次の日怒られるってわかって嫌な気持ちとか、課題明けテストでしんどかったこととか思い出してんやと思う。人間は経験に基づいて生きてる思ってるからから、あながち俺の予測は間違ってないと思う。経験っていうと大袈裟か。まぁ表現がそれ以外思いつかんかった。

実際学校や仕事に行ってしまえば感覚なんて自然と取り戻せる有能な生き物が俺らで、この憂鬱なんてせいぜい数十時間のものでしかない。

人間関係においても同じかもな。一定の人間関係を築いて、対象と別れたり、疎遠になったりすると一定期間の憂鬱を忘れ去って、また元通りもしくは新しい生活を手に入れる。恋人も友人ももしかしたら消費物なんかもしれんと最低なことを考えてしまうような日もある。それでも長い間連絡とってなかった友達とか、元恋人とか意外と会ってみればまた当時のように話せたりして。不思議やな。忘れてんのに、思い出せるって。そんな帰省期間でした。

地元に帰ってきてほとんど毎日友達と会ってたから、正直死ぬほど寂しいし、ふと孤独を認識して悲観するときもあるけど、カヲルも「人間は寂しさを永久に無くす事はできない、人は一人だからね、ただ忘れる事ができるから、人は生きて行けるのさ」って言うてるし、忘れるってのは俺らが生きるために与えられた便利機能なんかもしれん。救われてるわ。ありがとう。

f:id:HRN0802:20200106015123j:image